スポーツを通して子どもの成功体験を提供するイベント「スクエアボッチャ体験 発達リハなんでも相談会」が2月22日、東墨田会館(墨田区東墨田2)で開催される。主催はNPO法人「ぼこでこ」。
同NPOは、「スポーツを通じて子どもたちの成功体験を積んでほしい」と訪問看護事業を手がける「リニエR」と、障害者の社会支援を促進する一般社団法人「脳卒中フェスティバル」のメンバーが、子どもの社会参加を目的に立ち上げた。墨田区でのイベント開催は昨年8月に続き2回目。
今回のイベントは、ニュースポーツの普及に取り組むBAKUAGE社長の渡邊史郎さんが主催するイベントに参加したリニエのメンバーが企画。同社がスクエアボッチャを提供する形で実現した。
会場の東墨田会館には現在、区が協力する形で常設のスクエアボッチャコートが試験的に設けられている。
当日は作業療法士、理学療法士であるリハビリ専門職がスタッフとして参加し、「発達リハなんでも相談会」では個別相談も受け付ける。
同NPOの勝俣岳太さんは「スクエアボッチャは年齢や障害などに関係なく誰もが取り組め、誰もが成功体験を得られる可能性があるスポーツ。渡邊さんの協力で、実際に体験ができる機会になっている。体を動かす楽しさや、新しいスポーツに挑戦するわくわく感を味わってほしい」と話す。
さらに、「イベントでは、保護者の『子どものリハビリって何をするの?』という疑問にリハビリ専門職として応えたいと考え、『発達リハなんでも相談会』の場を設けた。子どもだけでなく大人のリハビリ相談にも対応できるので、地域の皆さまにお越しいただければ」と呼びかける。
開催時間は11時~15時。当日参加可能。