墨田区内外のコーヒー店やパン・スイーツ店が集まるコーヒーイベント「Sumida Coffee Festival 2025(すみだ コーヒーフェスティバル 2025)」が2月23日、隅田公園そよ風ひろば(墨田区向島1)で開催される。主催は一般社団法人墨田区観光協会と墨田区商店街連合会。墨田区が後援する。
同イベントは「コーヒーから、すみだを旅しよう」をコンセプトに、自家焙煎ロースタリーやカフェ、パン・スイーツ店など計31店舗が出店。ロースタリーのコーヒー飲み比べをはじめ、人気パンやスイーツを楽しめるのが特徴。昨年11月の開催では6,000人が来場するなど、コーヒー好きやスイーツ好きはもちろん、家族連れにも人気のイベントとして知られる。
自家焙煎コーヒー店からは「しげの珈琲工房」「すみだ珈琲」「UNLIMITED COFFEE ROASTERS」など墨田区の人気店に加え、「BERTH COFFEE ROASTERY 'Haru'」「SINGLE O RYOGOKU ROASTWORKS」「SOL'S COFFEE」など全17店舗が出店。ゲストロータリーとして「松崎珈琲」「PHILOCOFFEA」「FINETIME COFFEE ROASTERS」「REDPOISON」「NOMAD COFFEE 」が出店する。
カフェとして、「haydEn」「COFFEE PLACE Taihei-cho」「off COFFEE.」の3店舗が参加する。パン店は「かめぱん」「ごちそうパン ベーカリー花火」「コマドベーカリー」など9店舗、スイーツ店は「Colorful Pear」「And Tei」など4店舗が出店予定。このほか、ドリンク店として「イプクレスラウンジ」も参加する。
目玉企画の一つが、5ブランドのコーヒーを楽しめる「飲み比べチケット」。異なるロースタリーのコーヒーをセットで提供し、焙煎や抽出方法による味の違いを体験できる。事前販売のみで、数量限定。飲み比べチケットの詳細は、イベント公式SNSで順次発表する。
会場では「すみだコーヒーかすアップサイクルプロジェクト」も実施。コーヒーかすの回収を行い、資源循環と地域連携の取り組みを紹介する展示を行う。
イベント事務局の川瀬宏さんは「墨田区には、昔ながらの喫茶店から個性的なロースタリーまで、バリエーション豊かなコーヒー文化がある。職人気質の強いこの街らしく、一杯一杯にこだわる店ばかり。特別な一杯としてではなく、日常の中で楽しむコーヒーを、この機会にぜひ味わってほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~17時。入場無料。