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錦糸町河内音頭、今年は7月開催に 生演奏盆踊りに3万人見込む

昨年の開催の様子

昨年の開催の様子

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 錦糸町の竪川親水公園(墨田区江東橋2)で7月30日・31日、「第43回すみだ錦糸町河内音頭大盆踊り」が開催される。主催は錦糸町商店街振興組合。2日間で約3万人の来場を見込む。

昨年のイベントの様子

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 1982(昭和57)年に始まった同イベントは、大阪発祥の「河内音頭」や「江州音頭」を本場の音頭取りと生演奏で届ける盆踊り大会。太鼓や三味線に加え、ギターやドラムなども用いた迫力あるライブ演奏と、即興でつづる長編の物語唄が特徴で、都内では珍しい全編生唄・生演奏のスタイルとして根強い人気を誇る。

 これまで8月末に開催してきたが、今年は初めて7月開催に踏み切る。錦糸町河内音頭実行委員会の松場圭一さんは、「毎年台風の影響を受けてきた。昨年も直前まで開催の可否を悩み、関西からの出演者の帰阪に支障が出るなどの影響もあった」と振り返る。
 「地元では亀戸天神の例大祭も8月下旬に重なっており、運営側の高齢化も進む中で、限られた人手で複数の大規模行事を支えるのが年々難しくなっていた。そうした背景から、これまでの開催時期を見直す必要があるという議論がずっとあった」と松場さん。「天候にも配慮し、今年は試行的に7月にずらしてみることにした」とも。

 会場は首都高速7号小松川線の高架下にあり、雨天時でも比較的安定して開催できる環境。飲食屋台や縁日も並び、踊りへの参加も自由。服装や連の指定もなく、思い思いのスタイルで気軽に楽しめる。

 松場さんは「初めての人でも、仕事帰りでも、音に身を委ねて飛び込んでみてほしい。河内音頭のリズムと空気に自然と引き込まれて、いつの間にか踊っているはず。ぜひ会場に足を運んでいただけたら」と呼びかける。
 開催時間は17時30分~21時。入場無料。

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