
体験型トレーラーを使ってダニの恐怖を可視化するイベント「世界一!?不快なイルミネーション」が6月20日から、 東京スカイツリータウン1階のソラマチひろば(墨田区押上1)で開催されている。 主催はアース製薬(千代田区)。
同イベントは高温多湿な季節に急増するダニの存在と対策の重要性を伝えることが目的とされ、トレーラー内部は子ども部屋を模した空間を演出している。数千万匹のダニが潜む様子を、無数のイルミネーションと音響演出によって“見て感じる”仕掛けになっている。
会場には、ダニをモチーフにした「隠れDANI」が随所に散りばめられているほか、夜にはネオンの色によってメッセージが浮かび上がるフォトスポットも登場。昼夜で違った雰囲気を楽しめる演出も見どころの一つ。
イベント初日にはタレントの横澤夏子さんも登場し、来場者とともにクイズ形式でダニ対策を学ぶトークセッションを行った。
アース製薬の調査では、家庭内に数千万匹のダニが潜んでいる事実を知らない人が約7割、定期的なダニ対策をしていない人は9割近くにのぼるという。ブランドイノベーション部の近内(こんない)秀俉さんは「ダニは熱と乾燥に弱い。寝具を日に当てたり、掃除機でホコリを除去することが予防につながる」、NPO法人東京アレルギー・呼吸器疾患研究所の白井秀治さんは「ダニを可視化することで対策意識が高まり、健康や衛生に対する意識向上につながる」とそれぞれ呼びかける。
会場では、体験者を対象にアース製薬のダニ対策グッズを数量限定で配布する。
開催時間は11時~19時。22日まで。