
今年で15周年を迎える音楽イベント「すみだストリートジャズフェスティバル」が10月18日・19日、錦糸公園(墨田区錦糸4)を中心に墨田区内各所で開催される。今回のヘッドライナーには「竜馬四重奏」「Dream Session For Future」の出演が決まった。
竜馬四重奏は、津軽三味線・しの笛・鼓・バイオリンによる和洋折衷の4人組バンド。墨田区観光協会のPR動画「すみだ千客万来」にも出演し、地域との関わりも深い。6月には最新アルバム「4(フォー)」をリリースし、今春にはメジャーリーグ開幕戦のオープニングでも演奏するなど、国内外で注目を集めている。
「Dream Session For Future(ドリームセッション・フォー・フューチャー)」は、中高生ミュージシャンとベテランアーティストによる特別編成バンド。元SOIL&“PIMP”SESSIONSの元晴さん、ジャズギタリストの小沼ようすけさんらに加え、ドラムのMomoさん、盲目のビートメーカーANJI(あんじ)さんなど多様なメンバーがそろう。
会場は錦糸公園を中心に区内約30カ所。観覧は全会場無料。実行委員長の多賀健太郎さんは「15年間支えてくれた地域への感謝を込め、非日常を楽しめる空間をつくりたい」と意気込む。
飲食企画では、1杯500円でクラフトビールを楽しめる「すみだワンコインオクトーバーフェスト」を行うほか、墨田区の皮革産業にちなんだ「すみだジビエフェスティバル」も同時開催。両イベントとも年々人気を高めており、「今年も出店内容をバージョンアップする」という。
多賀さんは「今年は、初出演となる竜馬四重奏や世代を超えたコラボが魅力のドリームセッションなど、記念回にふさわしいプログラムを用意する。音楽を通じて、まちのにぎわいと新しい出会いが生まれる場にしたい」と話す。
開催時間は、18日=11時~21時、19日=10時~20時(飲食エリアは調整中)。