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隅田公園で「七夕夜会」 墨田産クラフトビール初お披露目も

昨年のイベントの様子

昨年のイベントの様子

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 隅田公園(墨田区向島1)そよ風ひろばで7月7日、屋外イベント「第36回そよかぜつながるフェス『七夕夜会』」が開催される。

七夕夜会チラシ

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 同フェスは、隅田川沿いの公共空間を活用し、「地域の人や風景が緩やかにつながる場をつくろう」と続けてきた市民イベント。今回は七夕の夜に合わせて、ビール、音楽、占い、屋台が一堂にそろう一夜限りの「夜会」として開く。

 当日は、願い事を書いた短冊をササに飾る「七夕飾り」やDJによる音楽演出のほか、花と本のブース、台湾夜市風のゲーム屋台、メダカすくい、手ぬぐい販売、タロット占いなどを多彩に展開う。キッチンカーの出店やクラフトビールの販売もあり、「夜風に吹かれながら乾杯できるひとときを演出する」という。

 19時7分には全国各地の水辺と連動する「ミズベで乾杯2025」に参加し、「天の川にカンパイ!」を実施。同フェスの目標だった「メードインすみだのクラフトビール」も、この日初お披露目となる。

 ビールを手がけたのは、隅田公園を拠点に屋外イベントを企画してきたユニット「Bar Ambience(バー・アンビエンス)」。これまで市販のクラフトビールをセレクトしてきたが、「まちの風景に寄り添うビールを」との思いで、初めて自ら醸造に取り組んだ。

 初醸造は「麦酒倶楽部ポパイ」直営の「両国麦種研究所」で行い、アメリカやニュージーランド原産のホップを使用。「ニューイングランドペールエール」「ベルジャンホワイト」の2種類を仕込んだ。今回のイベントでは缶ビールを販売。今後は順次、たる生の提供も予定する。

 音楽ステージは夕方から上演。17時30分から「のまに」、18時にビートたかしさん、18時40分に「佐野ロック」、19時20分に「玉露」、20時からアンビエントユニット「Satoshi & Makoto」が出演する。

 バー・アンビエンスの降旗剛さんは「小さな屋台から始めた活動が、一杯のクラフトビールという形になった。一夜限りの『七夕夜会』を通じて、墨田で育んできた時間や出会いを味わってもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は17時~21時。入場無料。

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