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すみだジャズが15周年 今年は「すみだ推し」テーマに記念Tシャツ

墨田区全体を一つの大きな楽器に見立て、地図の上に鍵盤や弦を重ねたデザイン

墨田区全体を一つの大きな楽器に見立て、地図の上に鍵盤や弦を重ねたデザイン

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 今年15周年を迎える「すみだストリートジャズフェスティバル」の記念Tシャツ(3,500円)が7月29日に発表された。同フェスは10月18日・19日、錦糸公園(墨田区錦糸4)中心とした墨田区内約30会場で開催される。

墨田区全体を一つの大きな楽器に見立て、地図の上に鍵盤や弦を重ねたデザイン

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 同フェスは2010(平成22)年に始まり、「音楽都市すみだ」の象徴的イベントとして全会場入場無料で実施。飲食ブースやグッズの売り上げ、協賛・寄付によって運営を継続しており、公式Tシャツも重要な収入源となっている。

 今年のテーマは「すみだ推し」。記念Tシャツのデザインを手がけたのは、ブランド「SUNNY NOMADO(サニーノマド)」の福田恭平さん。墨田区全体を一つの大きな楽器に見立て、地図の上に鍵盤や弦を重ねたデザインで、「音楽がまちから生まれて広がっていく様子」を表現した。音符の横に添えた「since 2010」の文字には、フェスとブランドの共通の原点への思いを込めたという。

 左肩には小さな「休符」のモチーフも配置。福田さんは「戦争やコロナ禍、円安など慌ただしい時代だからこそ、音楽のように『間』や『静けさ』を大切にしてほしい」と話す。デザインには出演者、出店者、スタッフらを象徴するピクトグラムもあしらい、15年間にわたり同フェスを支えてきた人々へのリスペクトの意味も込める。

 カラーは3色で、「赤」=来場者、「青」=出演者のほか、両者をつなぐ存在として「紫」のボランティアスタッフTシャツを用意する。当日はスタッフも同じTシャツを着用して来場者を迎える。

 実行委員長の多賀健太郎さんは「Tシャツを着ている方は、すみだジャズの仲間。一緒にフェスを盛り上げてほしい」と呼びかける。

 フェスの詳細は今後、公式サイトやSNSなどで順次発表する。

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