見る・遊ぶ

すみだ水族館でペンギンの衣替え「換羽展」 赤ちゃんの綿羽グッズも

すみだ水族館のマゼランペンギン

すみだ水族館のマゼランペンギン

  • 0

  •  

 ペンギンの衣替え「換羽(かんう)」をテーマにしたパネル展示「ペンギンの『換羽』って何ですか?」が7月31日、すみだ水族館(墨田区押上1)6階の「ペンギンアカデミー」で始まった。マゼランペンギンの換羽について、自然界との違いや個体ごとの羽毛の抜け方などを写真と共に紹介する。

換羽展のパネル

[広告]

 展示では、毎年6月~10月にかけて訪れる換羽の時期に合わせて、同館で暮らすマゼランペンギン(通称=すみペン)の羽毛の生え変わりを解説。「#すみペン羽コレ」と題し、換羽中のユニークな姿や表情を収めた写真も並べる。

 会場には、換羽前と換羽後の体重の違いを実感できるぬいぐるみも展示。モデルになったペンギン「ゆず」は、換羽前には6.15キロだった体重が、換羽後には4キロまで減少するという。換羽に備えてエネルギーを蓄えるため、換羽前はゆっくりとした動きになり、ぼんやりとした様子を見せることもあるという。

 同日、4月に生まれた赤ちゃんペンギン「あられ」と「つづみ」の初めての換羽で抜け落ちた「綿羽(めんう)」を使った限定キーホルダー(850円)の販売も始めた。飼育スタッフが大切に集めたふわふわの羽毛を封入したもので、5階のミュージアムショップとオンラインショップで取り扱う。数量限定で、なくなり次第終了。

 9月19日には、写真教室「キヤノンEOS学園」との連携で「すみだ水族館ペンギン撮影講座」を一日限定で開催。動物写真家の井村淳さんを講師に迎え、館内「ペンギンエリア」と「アクアアカデミー」で撮影実習と講評を行う。

 同館広報の山口亜矢子さんは「換羽中のペンギンはいつもと少し違う姿だが、その変化にこそ命の営みが詰まっている。展示やグッズ、撮影体験を通じて、彼らをより身近に感じてもらえたら」と話す。

 開館時間は、平日=10時~20時、土曜・日曜・祝日=9時~21時。入館料は、大人=2,500円、高校生=1,800円、中・小学生=1,200円、幼児(3歳以上)=800円。展示は11月下旬まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース