
台湾の夏の定番スイーツ「愛玉子(オーギョーチ)」を作って味わう体験イベントが8月29日、錦糸町の「ねこづき」(墨田区太平3)で開催される。
オーギョーチは、台湾の山岳地帯に自生する植物の種を使って作る金色のゼリー。プルプルとした食感と爽やかなのど越しが特徴で、現地では夏に欠かせないスイーツとして親しまれている。朝の連続テレビ小説「らんまん」にも登場したことで、近年は日本でも注目が高まっている。
当日は、オーギョーチの紹介と作り方の説明の後、参加者自らが専用ネットで種をもみ出してゼリー液を作る体験を行う。作ったゼリーは持ち帰ることができ、家庭でも楽しめるほか、イベント中にはタピオカと片栗粉わらび餅を添えた試食用の一杯も提供する。
参加者には、オーギョーチの種(2.4リットル分、当日半分を使用)と搾り用ネットも進呈する。
主催は台湾出身の呉盈臻(ご・えいしん)さん。呉さんは「オーギョーチは台湾の夏を象徴するひんやりスイーツ。親子での思い出づくりにもなる体験を通して、その魅力を伝えたい」と話す。呉さんは「ねこづき」で台湾華語教室を開いているほか、台湾料理イベントの企画運営にも取り組んできた。今回のイベントは、そうした取り組みの一環として行うシリーズ企画の一つとなる。
開催時間は17時~19時30分。参加費は1組4,000円(大人=2人まで、大人1人+子ども1人、小学生以上の子ども2人のいずれか)。定員5組。追加参加は1人1,000円。持ち物は清潔なボウルまたは鍋(容量1リットル以上)で、ふた付き容器を推奨している。
申し込みはインスタグラムのDMで受け付けている。