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墨田の学びと交流の場「すみだビジネスラボ」開講へ 初回はAI活用

初回のセミナー講師を務める和田みのるさん

初回のセミナー講師を務める和田みのるさん

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 墨田の事業者が実務に役立つ知識を学び合う「すみだビジネスラボ(SBL)」が9月に開講する。

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 地域のプレーヤーを対象に、日々の実務に役立つ「実践知」を提供する連続講座シリーズとして開講し、「仲間と共にビジネスに必要な力を高め合いながら、墨田という土壌に根ざした共創型コミュニティーを育む」ことを目的とする。

 主催はシャノワ(墨田区江東橋4)で、明治安田生命上野支社・スカイツリー前営業所が協賛する。運営には、すみだ経済新聞の宮脇恒(わたる)編集長のほか、IT・AIプロデューサーの和田みのるさん、エースプリントの村方龍太社長が、それぞれ専門分野を生かす形で携わる。

 宮脇編集長は「すみだには多彩な事業者や活動者がいて、それぞれが持つ知恵や工夫が地域を支えている。ビズラボでは、そうした力を『共に学び、共に磨く』ことでつなぎ、まち全体を元気にする流れをつくりたい。単なる知識の習得にとどまらず、仲間づくりや実践のきっかけになる場にしたい」と話す。

 初回セミナーは9月23日に開講。和田さんが「今さら聞けないChatGPTと生成AIの基礎講座」をテーマに登壇。AIを業務に活用したいと考えているものの、基礎的な知識や仕組みを学ぶ機会がなかった事業者を対象に、生成AIの基本的な仕組みや活用のコツ、注意点を分かりやすく解説する。参加者同士で疑問や事例を共有する時間も設け、AIに初めて触れる人から、すでに導入を検討している人まで幅広く役立つ内容を予定しているという。

 10月は企業研修講師でコミュニケーション戦略の「プロ」の長尾円さんが「響く質問、流される質問」をテーマにコミュニケーション戦略と人材育成について語り、11月は映像ディレクターの菊池和貴さんによる「動画撮影とユーチューブ配信の活用術」、12月はイベントプロデューサーの多賀健太郎さんの「イベントと地域活性化」を予定。2026年1月は村方さんが「画像生成と処理の基礎知識」を伝える。2月は宮脇編集長が「地域編集とメディアのチカラ」をテーマに登壇する。

 初回の開講時間は13時~15時。その後、15時30分~17時30分に懇親会を予定。会場は墨田区産業共創施設(錦糸4)。参加費は3,000円。定員は30人。申し込みは専用フォームで受け付ける。

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