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両国で写真展「腕一本」 ものづくりのまちのかんざし職人を1年撮影

写真展を開催する加藤加奈子さん

写真展を開催する加藤加奈子さん

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 墨田区内で4代続くかんざし職人で「すみだマイスター」の三浦孝之さんを、写真家の加藤加奈子さんが1年にわたり撮影した写真展「腕一本」が9月30日、ピクトリコショップ&ギャラリー(墨田区横網1)で始まる。

写真展「腕一本」

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 歌舞伎のかんざしや文化財の復刻を手がける一方で、現代風のピアスやペンダント、着物小物まで幅広く制作する三浦さん。広告業界から家業を継ぎ、30年以上にわたって工房に立ち続けている。

 撮影した加藤さんは石川県生まれ。2017(平成29)年に写真家・鈴木知子さんのゼミでのテーマ「つなぐ」をきっかけに、伝統産業や日本文化を継承する人々、人と馬との関わりを撮影するようになり、ライフテーマを「つなぐ」と定めた。2018(平成30)年には日本カメラ社月例フォトコンテストでビギナー部門年度賞を受賞。2019年にはオリンパスフォトパスサロンアワードで「オリンパスフォトパスサロンアワード2019 2nd」を受賞し、東京・大阪で写真展「ハートフルサンデー」を開くなど、活動を広げてきた。

 近年は墨田区公式フォトグラファー「すみだカメラ部10選」としても活動し、2025年にはJPS展で優秀賞を受賞。
 「工房に響く槌(つち)や糸のこの音を聞きながら製作の様子を眺めているだけで至福の時間」と加藤さん。帯留めを依頼したことをきっかけに撮影を始め、ほぼ毎月足を運び続けているという。

 会期中は写真作品のほか、三浦さんの製品展示や写真集販売も行う。10月4日12時からは三浦さんとのトークショーを予定し、4日・5日には在廊も予定している。

 開館時間は11時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。10月5日まで。

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