
35周年を迎える「すみなかまつり」が9月27日、すみだ共生社会推進センター(墨田区押上2、 TEL 03-5608-1771)で開かれる。
同センターは、多様な性を包摂した男女共同参画推進の拠点施設として、男女を問わず利用できる。DVや多様な性に関する悩みなどに専門カウンセラーが対応するほか、情報の収集・提供、登録団体の活動や交流の場としても活用されている。2024年6月に名称を「女性センター」から現名称に変更した。施設は、2階に図書コーナー、3階にロビーや貸し会議室、保育室などを備える。
「すみなかまつり」は、地域住民やセンターを拠点に活動する団体による発表の場として毎年開いており、今年で35回目。当日は、作家・松本侑子さんによる講演「『赤毛のアン』とプリンス・エドワード島の世界、アン・シャーリーの生き方」のほか、登録団体によるフラダンスや演奏などの舞台発表、ロビーでの展示発表も行う。
五十嵐雅子館長は「積み上げてきたものを地域の方々、団体、実行委員など多くの方に見てもらいたい。すみなかまつりをきっかけにセンターを知ってもらい、活動や交流の場として利用してほしい」と呼びかける。
開催時間は12時10分~16時15分。参加無料。講演会のみ事前申し込みが必要で、定員は先着165人。同センターで受け付ける。当日は、満1歳~就学前の子どもを対象にした無料託児サービスも用意。申し込み締め切りは9月12日。