
「すみだ防災フェア2025」が9月1日、墨田区役所併設の「すみだリバーサイドホール」1階ギャラリーで始まった。
台風や地震などの災害に備えて、区民一人一人の自助・共助の推進を目的に毎年開いている同フェア。今年のテーマは「Let’s防災!~備えて安心~」。会場には、防災知識を学べるパネル展示を行うほか、防災グッズの紹介コーナー、マンホールトイレの実物展示などが並んだ。
1日には「初期消火AR体験」、2日には水害時の自宅の浸水被害をVRで体感する「風水害VR体験」を行った。3日目以降は、3日=「地震の揺れと液状化体験」、4日=「防災体験ゲーム」など、日替わりで体験企画を提供する。5日は「防災実演体験」、6日には「住宅被害補償ミニセミナー」やマスコットキャラクター「トドまるくん」の登場も予定する。
会場展示では、家具転倒防止対策や非常用持ち出し袋の備え、能登半島地震の被災地の様子を伝えるパネルも展示。訪れた区民が実際に触れ、見て学べる内容になっている。
区では「災害はいつ起こるか分からない。体験を通じて日常の備えについて考えるきっかけにしてほしい」と呼びかける
開催時間は9時~17時(最終日は正午まで)。入場無料。今月7日まで