「東京スカイツリータウン」は5月27日、グランドオープン後初めての日曜を迎え、たくさんの人出でにぎわいを見せた。
押上駅方面から「ソラミ坂」を上がった多目的広場「スカイアリーナ」のにぎわい。
この日、商業施設の「東京ソラマチ」には10時の開店と同時に来店客が押し寄せ、レストランフロアがオープンする11時ごろには、押上駅前広場口からのエントランスゾーンにあたる「ソラマチ商店街」では人とすれ違うのが難しいほどの混雑ぶり。そのほかのフロアでも一部店舗で行列ができはじめ、「最後尾」のプラカードを持ったスタッフが対応に追われた。
昼の段階で特に人気を集めていたのは、飲食店では4階「スカイアリーナ」に面した「100%ChocolateCafe.」。スイーツでは、63度で30分低温殺菌した産地直送フレッシュミルクを使ったソフトクリームを販売する「東毛酪農63℃」(イーストヤード4階)、レコード「およげ!たいやきくん」のキャラクターを再現した「トーキョータイヤキ」(同)など。ショップでは限定商品を多数そろえた「リラックマストア」(ウエストヤード3階)の店内も女性から子ども連れであふれた。ウエストヤード5階・6階の「すみだ水族館」はチケット購入まで約15分待ちの状態だった。
特に大きな混雑が見られたのは、「東京スカイツリー」出口フロア(5階)にある、オフィシャルグッズ専門店「THE SKYTREE SHOP」。レジには、土産などを求める展望台帰りの観光客100人ほどが長い列を作った。