
AIの基礎から実践までを学ぶ講座「これで人手不足を解決! 明日から使えるAI活用入門」が9月23日、「SIC(墨田区産業共創施設)」(墨田区錦糸4)で開かれる。
近年注目を集める「ChatGPT」や「生成AI」は、便利だと聞きながらも「実際どう役立つのか分からない」「うまく使えなかった」などの声も多い。同講座は、そうした不安を持つ人に向けて企画された、「非IT系や初心者でも安心して参加できる」実践型の入門編。
内容は、生成AIの基礎知識や「GPT-3.5」と「GPT-4」の違い、無料版と有料版の使い分けをはじめ、ChatGPTの具体的な活用例、CanvaやNottaなど代表的なツールの紹介も行う。さらに要約作成に特化した「NotebookLM」や、スライドを自動生成する「Genspark」などの最新サービスを、実演を交えて体験できる。
当日は、業務に役立つAIの使い分けマップや、ありがちな「つまずき」を解決するポイント、画像生成体験も用意。著作権や利用上の注意点などの知識も学べる。
講師はITエンジニアでAI活用コンサルタントの和田稔さん。九州工業大学大学院で医療データマイニングを研究し、現在は非IT系の事業者向けにAI導入やウェブ活用を支援している。「AIは難しい理屈ではなく、毎日の業務を助ける道具。明日から使えるヒントを持ち帰ってほしい。講座の後には懇親会も開く予定。学んだ内容を振り返りながら交流できる機会なので、併せて参加いただけたら」と呼びかける。
開催時間は13時~16時。参加費は3,000円。懇親会は16時30分~17時30分(無料)。予約は公式サイトから受け付ける。