
隅田公園(墨田区向島1)そよかぜ広場で開催中の野外映画イベント「すみだパークシネマフェスティバル2025」が10月13日、最終日を迎えた。初日は雨に見舞われたものの、天候が回復した2日目は約5千人が来場し、公園一帯がにぎわいを見せた。映画「ぼくのお日さま」と「この世界の片隅に」を上映する。
同イベントは「まちと共に歩む映画祭」をテーマに、地域と映画をつなぐ試みとして2019年に始まった。5周年を迎える今回は、過去最長となる3日間で実施。日中はマルシェや音楽ライブ、ワークショップ、子ども向けエリアなどを展開し、映画と合わせて一日を通して楽しめる内容となっている。
初日は小雨の影響で一部プログラムが中止となったが、傘を差して訪れる来場者も多く、夜には「アイアン・ジャイアント」と「イエスタデイ」を上映。2日目には「SUPER HAPPY FOREVER」と「バービー」がスクリーンに映し出され、芝生エリアでは観客がレジャーシートを広げて映画を楽しんだ。
会場では5周年を記念した冊子の配布も行われている。主催者によると「初日の雨を乗り越え、きのうは多くの人が映画とまちの時間を共有してくれた。きょうの最終日も多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。
上映は各日とも17時30分と19時の2回。入場無料。