50歳以下の経営者や後継者らが世代や業種を超えて交流する「第2回すみだ若手商業人大交流会」が11月22日・23日、隅田公園(墨田区向島1)そよ風ひろば・芝生広場・交流広場・穂と香で開かれる。主催は墨田区商店街連合会、共催は墨田区産業振興課。
「第2回すみだ若手商業人大交流会」の司会を務める福島花織さん
同イベントは、区内の商業・工業・サービス業などに携わる若手経営者や店長らが、事業や活動を共有しながら新たなつながりを生み出す場として2023年に初開催した。前回のアンケートで「交流の時間や空間をもっと広げてほしい」という声が多く寄せられたことから、今回はリニューアルした隅田公園全体を会場に拡大。芝生や広場を生かした回遊性あるレイアウトで、開放的な交流を促す。
メイン企画は、異業種の若手が「つながる」をテーマに語り合うクロストークセッション。「場づくり」「ものづくり」「子育て」「事業承継」「アート×ビジネス」など多彩なテーマを設定し、地域で活躍する奥山静香さん、角田晴美さん、太田茉莉瑛さん、松浦伸也さんがファシリテーターとして登壇者をつなぐ。司会は福島花織さんが担当する。
登壇者は、NPO法人「日本わくわくキッズ実行委員会」の牧野裕美子さん、押上文庫の竹下文庫さん、麦酒倶楽部ポパイの城戸弘隆さん、片岡屏風店の片岡孝斗さんなど、区内外の若手経営者が参加。芝生の上で名刺を交換しながら談笑するなど、日常の延長線上にある交流風景を目指す。
会場では、若手飲食店主が出店も行う。イプクレスラウンジ、穂と香、BarAmbience、両国もつ煮などが自前の屋台やキッチンカーで出店し、コーヒーや軽食を手に交流できる空間を演出する。
企画を担当する多賀健太郎さんは「世代を超えて刺激し合える仲間づくりの場にしたい。商店街や行政の支援をきっかけに、新しい協働や挑戦が生まれてほしい」と期待を込める。
開催時間は11時~15時。入場無料。小雨決行、荒天中止。