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東向島のオーティスが新作サラミ サニーチョコ・スパイスカフェと共同開発

 生ハム・サラミ製造工房「Otis」がコラボしたサラミ2種。左が「Spice Cafe」とコラボした「スパイスサラミ」、右が「SUNNY CHOCOLATE」とコラボした「チョコサラミ」

 生ハム・サラミ製造工房「Otis」がコラボしたサラミ2種。左が「Spice Cafe」とコラボした「スパイスサラミ」、右が「SUNNY CHOCOLATE」とコラボした「チョコサラミ」

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 生ハム・サラミ製造工房「Otis(オーティス)」(墨田区東向島3)が12月2日、クラフトチョコレート工房「SUNNY CHOCOLATE(サニーチョコレート)」(京島3)とスパイス料理店「Spice Cafe」(文花1)と共同開発したサラミ2種類を発売する。

「Spice Cafe」とコラボした「スパイスサラミ」

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 肉を発酵させて仕上げるサラミを専門に製造する同店。看板商品の白カビサラミは岩中豚を使い、自家製の発酵種を加えて約40日熟成させる。生ハムも1年以上熟成させ、時間をかけて味と香りを引き出す製法が特徴。

 今回の商品は、オーティスが「発酵と香りの表現を広げたい」と、区内で独自の世界観を持つ専門店に協力を呼びかけ企画した。

 サニーチョコレートとは、カカオの香りと発酵サラミの相性に着目した「チョコサラミ」(1,620円)を開発。同店は2023年に伴野智映子さんが立ち上げたクラフトチョコレート工房で、産地ごとのカカオの個性を生かす製法が特徴。共同開発したチョコサラミは、ベトナム産カカオを使ったチョコレートに岩中豚やアーモンドを合わせ、カルダモンをアクセントに加えた「甘じょっぱい」味わいが特徴。冷やして食べると口溶けや香りが変化するという。

 スパイスカフェとは「スパイスサラミ」(1,500円)を開発。同店は伊藤一城さんが手がけるスパイス料理の専門店で、日本のスパイス料理のパイオニア的な存在。スパイスサラミには、伊藤さんが焙煎(ばいせん)したオリジナルスパイスを使い、カレー風味に寄せず、肉のうまみを引き立てる香りに仕上げた。「エキゾチックで奥行きのある香りが特徴で、ビールやワインにも合う」という。

 オーティス店主の大登重克さんは「同じ墨田で発酵や香りをテーマにものづくりをする仲間と、新しいサラミの表現を探ることができた。サラミの味わいとチョコやスパイスのハーモニーを楽しんでいただけたら」と話す。

 営業時間は11時30分~18時。日曜・月曜定休。オーティス店頭とオンラインで取り扱う。

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