見る・遊ぶ 学ぶ・知る

曳舟で「こどもまんなかすみだフォーラム」 体験格差と地域の関わり考える

チャンス・フォー・チルドレン代表理事の今井悠介さん

チャンス・フォー・チルドレン代表理事の今井悠介さん

 子どもの体験機会と地域社会の関わりについて考える「こどもまんなかすみだフォーラム」が3月5日、曳舟文化センター(墨田区京島1)で開かれた。主催はハロカルホリデーすみだ実行委員会。

イベントの様子

[広告]

 墨田区では、2023年4月に施行された「こども基本法」で掲げられた「こどもまんなか社会」の理念を受け、「墨田区こども条例」を2025年4月1日に施行し、「こどもまんなかすみだ」の実現に向けた取り組みを進めている。2025年度から2029年度までの5年間を対象とした「墨田区こども計画」も策定されている。

 フォーラム前半の基調講演では、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン代表理事の今井悠介さんが登壇。「すべての子どもに体験の機会を」をテーマに、体験格差の実態や体験が子どもたちの成長に果たす役割、体験を通じて人や地域とのつながりが生まれることの重要性について講演した。

 後半では、「ハロカルホリデーすみだ」の取り組み事例を紹介しながら、子どもたちの体験機会を地域社会がどのように支えていくことができるかについて議論した。会場では70人超の参加者が真剣に耳を傾けた。

 地域コーディネーターの立場から見た地域の関わり方について、伊藤聖実(さとみ)さんが登壇。続いて、子どもたちに体験活動を提供する事業者の視点から、科学実験などの体験を提供したハチオウお客様本部営業第一部の榎本舞さんと、おしるこ作り体験を行った地域こども食堂「ゆいま~る食堂」を主催する高木基裕さんが、それぞれ活動を通して得た学びや気付きについて話した。

 最後に、墨田区子ども支援課の加藤綱一さんが行政の立場からハロカルホリデーすみだの意義について説明し、「体験機会の確保を通じて地域をつなぎ、大人と子どもをつなぐ取り組みになることを期待している」と話し、フォーラムを締めくくった。

 2026年度の「ハロカルホリデーすみだ」は、4月以降に事業者向けの説明会を開催する予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース