都市型コンポスト事業を展開する「SOYMIL(ソイミル)」(墨田区錦糸1)が3月10日、都市生活者向け家庭用コンポスト「ROOFコンポスト」の第2弾を発表した。
同社は今年で5周年を迎えるスタートアップ。生ごみを土に返す仕組みを都市生活に取り入れる商品開発を進めている。
コンポストは、コーヒーかすや果物の皮など家庭から出る生ごみを微生物の働きで分解し、土に返す仕組み。ベランダや屋上など都市の限られた空間でも使いやすいよう設計し、生ごみを資源として循環させる暮らしを提案する。
同商品は、杉チップなどを使った発酵基材に生ごみを投入し、かき混ぜることで発酵を促す仕組み。分解が進んだ基材は堆肥としてガーデニングや家庭菜園などに活用できるという。
第2弾では発酵基材を改良し、都市のマンションや住宅街でも使いやすいよう防臭性や扱いやすさを高めた。土壌研究家の知見を取り入れながら、都市生活者が継続して使いやすい素材や仕組みにアップデートしたという。
墨田区の産業共創施設「SIC(すみだイノベーションコア)」(錦糸4)で排出されるコーヒーかすをコンポストの材料として活用するなど、地域内で資源を循環させる取り組みも進めている。
同社の佐藤航平社長は「都市で暮らす人が、土を通して自然や人とつながるきっかけを生み出したい。『食』の根源となる土に関心を持つことで、生き方や暮らしが豊かになると思う。プロジェクトの開始日は『佐藤の日(さ=3、とう=10)』に合わせた」と話す。
価格は8,040円~。現在、Makuakeで先行販売している。