コーヒーかすを活用した洋菓子「すみだ珈琲(コーヒー)×Colorful Pear アップサイクルsweets」の販売が4月17日、洋菓子店「カラフルペア」(墨田区緑2)で始まる。
同商品は、自家焙煎(ばいせん)店「すみだ珈琲」(墨田区太平4)がコーヒー抽出後に衛生的に管理・保存したコーヒーかすを、カラフルペアが生地に練り込んで再利用し、新たな菓子として商品化したもの。カラフルペアの西村一行さんがすみだ珈琲の廣田英朗さんに、コーヒーかすを活用した菓子の商品化を相談したことをきっかけに始まった。廣田さんが提案に共感し、協力する形で実現した。
開発に当たっては、「コーヒーかす=ごみ」ではなく価値ある食材として再活用することを意識したという。いずれの商品にもコーヒーかすを練り込む一方、風味に違和感が出ないよう工夫を重ね、試作と改良を繰り返したという。
ラインアップは3商品。「炙(あぶ)りコーヒーシュークリーム」(500円)は、ひきたての「すみだブレンド(深いり)」を低温殺菌牛乳に一晩漬けて抽出し、カスタードクリームに仕上げた。シュー生地にはコーヒーかすを練り込み、フランス産の砂糖「カソナード」を使ったクッキーシューに仕立てる。1日20個限定で、4月末までの期間限定販売。
「コーヒーフィナンシェ」(330円)は、すみだ珈琲のコーヒーソースとコーヒーかすを生地に加え、アーモンドパウダーとヘーゼルナッツパウダーを使って焼き上げる。高温で焼成し、軽やかな食感に仕上げたという。
「コーヒークッキー」(160円)は卵とナッツ類を使わずに作る。「コーヒーや紅茶を使う場合、卵を使わないレシピの方が香りや味わいを引き出せることもある」とし、サクサクとした食感とチョコの食感、コーヒーかすのうまみを楽しめる商品に仕上げた。
廣田さんは「当店では、抽出後のコーヒーかすを肥料や堆肥として活用している。今回は、コーヒーかすを菓子に活用する取り組みとして、衛生的に管理した素材を使い、かつお節や昆布の二番だしのようにコクやうまみを生かしながら、試作と改良を重ねて新しいアップサイクルの形に挑戦している。コーヒーかすをごみではなく新たな資源として捉える取り組みを体験してもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。水曜・木曜定休。