「すみだトリフォニーホール」(墨田区錦糸1)を本拠地とする新日本フィルハーモニー交響楽団が6月24日、フィリピン・マニラのソレアシアターで「日本・フィリピン国交正常化70周年記念演奏会」を開く。
同公演は、日本とフィリピンの外交関係正常化70周年を記念して開催するもの。両国の歴史的な節目に合わせ、音楽を通じた文化交流の深化と相互理解の促進を目的とする。
出演は、指揮に本名徹次さん、バイオリンに神尾真由子さん。演奏は同楽団が担う。プログラムはチャイコフスキー「バイオリン協奏曲」やベートーベン「交響曲第7番」などを予定し、両国の国歌演奏やフィリピン人作曲家の作品も盛り込む。
現地では本公演に加え、9歳~21歳の若者約370人を対象に弦楽四重奏によるアウトリーチ活動も予定。音楽体験の機会創出を通じ、次世代への文化交流の広がりも目指す。
今回の公演について、同楽団広報の高橋雅子さんは「言葉の壁を越えて人と人の心をつなぐ音楽の力で、次の100年へ向けた希望の音色を届けたい」としている。
公演に向け、クラウドファンディングによる支援協力呼びかけも始めた。目標金額は300万円で、出演料やリハーサル費用、本番会場費、渡航費・宿泊費など制作関連経費の一部に充てる。6月15日23時まで。