墨田区は10月3日~5日の間、区役所1階アトリウムで「ピンクリボンイベント&がんパネル展」などを開くほか、がんと向き合う講演会やシンポジウムなどを開催する。
同区の保健計画課によると、昨年死亡した区民の3人に1人はがんによるもの。区では9月が「がん征圧月間」、10月が「乳がん月間」であることを受けて、がんの予防から、早期発見につながる定期検診の推進、患者とその家族の支援まで、展示や公演を通じて紹介する。
期間中は展示にあわせて、専門家による薬や食事、痛みについての相談会や乳がんの自己検診方法の体験会なども実施。すみだリバーサイドホールでは講演会「お父さんのための前立腺がんの話」(3日14時~)、シンポジウム「これからのがんとのつきあい方」(4日18時~)などを連日開く。
錦糸町駅に近い区の総合体育館(錦糸4)では4日と5日、区内在住者を対象に検診車による乳がん・子宮がん検診も実施。費用は無料、両日共先着45人。問い合わせは保健計画課(TEL 03-5608-8514)まで。
東京スカイツリーも乳がんの早期発見の大切さをなどを訴える「ピンクリボンキャンペーン」に賛同して、10月1日の夜に、初めてピンク色にライトアップされた。