作家手作りの品々や、地元名店のフード&ドリンクを販売するイベント「第3回すみだ川 ものコト市」が10月6日、隅田川に程近い牛嶋神社(墨田区向島1)で開かれる。
「ものづくりの真ん中で 生き続けているコトとの 出会いを橋渡し」をコンセプトに、江戸の昔から手工芸・伝統工芸で栄え、現在も職人が多い街として知られる墨田区内で実行委員会を結成、昨年10月に始まった同イベント。回を重ねるごとにより大きな反響を呼び、「小さめのブースなども設けできるだけたくさん出店できるように工夫したので、今回がスペース的には最大かもしれない」と、同実行委員会の角田晴美さん。
境内には、革製品の小物やバッグから、陶素材の器やクラフト、石や真ちゅう、本物のねじを使ったアクセサリー、手拭い、ブックカバーや紙雑貨まで、さまざまな物販50ブースほどが軒を連ねる。
富士山周辺の素材を使った「Fujisan Deli」、シフォンケーキで知られる「Smile Kitchen」、エスニックな創作料理の「cafe POKAPOKA」、リラクセーション(頭つぼなど)コーナーも併設する「一軒家カフェ ikkA」、まちの情報交換スポット「東向島珈琲店」など、地元の新世代飲食店も出店。
フランス生まれの厚紙細工(カルトナージュ)や町工場から集めた配財(廃材)を使った万華鏡制作、匂い袋作りなどのワークショップも開くほか、ミュージシャンによるミニ・ライブも開催予定。
同実行委員会の佐藤舞香さんは「今回初めて、会場のブース見取り図を作成し当日配布する予定。出店者の情報(ホームページ)も掲載しているので、後で店舗を訪ねる時にも活用できるはず」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨の場合は10月8日に延期。