東京スカイツリータウンの立体駐車場で6月3日・4日、「タイムズ24」(千代田区)によるイベント「タイムズレッスンEXPO」が開かれ、駐車に特化したレッスンや協力企業による自動車まわりのブース展示などが行われた。
同社の無料レッスンは会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に昨年より実施。これまでに東京・横浜・大阪・広島・札幌の「タイムズ駐車場」で開催され、教習車による講習コーナーへの申し込みは最大で30倍の人気を呼んだという。
スカイツリータウンでの開催は今回が初めてで、同会員に加えて「ソラマチメルマガ」会員にも参加者を募り事前抽選を実施。2日間で約100人が受講した。練馬区の中村真奈美さんは「仕事で車を使うことが多く、いろんな都市で運転したが東京がいちばん気を使う。特に太い柱のある地下駐場に入れるのが苦手なので、今日はしっかり覚えて帰りたい」と参加の目的を話した。
当日、5階はレッスン会場となり、参加者は教官の同乗により「左バック駐車」から「右バック駐車」練習を2回、ダミーを用いた「精算機への寄りつき」練習を2回実施。車を降りて教官にアドバイスを求めたり、動画撮影した自分の寄りつきの確認なども行われ、約20分間のレッスンを過ごした。
6階には自由に入場できる出展ブースを設置。地元の本所警察署による白バイ・パトカー展示を始め、「アップリカ」によるジュニアシートやチャイルドシートの取り付け講座、スズキ「レーダーサポートブレーキ」や日産自動車「アラウンドビューモニター」などの最新技術の体験会、カーシェアの「タイムズカープラス」入会説明会などが並び、にぎわいを見せた。