江戸東京博物館(墨田区横網1)5階常設展示室で10月7日、企画展「モダン都市 銀座の記憶」の開催が始まった。
東京を代表する繁華街である銀座の移り変わりを、1930(昭和5)年から約50年にわたって追い続けた写真家・師岡宏次の生誕100年を記念した同展。彼の銀座に関する作品の集大成である「銀座五十年」シリーズを一挙展示し、デパートやカフェの変遷や、「モボ」「モガ」など流行の発信地を彩った人々の姿を振り返る。
作品には1935(昭和10年)の「散歩」や「栁と時計塔」から、戦火の傷跡が生々しい終戦の1945(昭和20)年に撮った「爆弾の穴 五丁目角」や「パノラマ 三越から新橋方面」、1976(昭和51)の「歩行者天国」など。
10月17日・24日・31日には企画担当者による見どころの解説「ミュージアムトーク」を実施。16時から30分程度。
11月5日には関連講座「えどはくカルチャー」も実施。事前申込制で受講料は1,000円。14時~15時30分。
開館時間は9時30分~17時30分(土曜は19時30分まで)。月曜休館(10月13日、11月3日・24日は開館)。常設展鑑賞券は、一般=600円、大学生・専門学校生=480円、中学生(都外)・高校生・65歳以上=300円、中学生(都内に在学か在住)・小学生以下=無料。
11月30日まで。