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両国・回向院で「漫画家による仏の世界展」-フジオプロ「レレレ千手観音」など

東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市波路上地区から、住職に背負われ、津波から逃れた地福寺の本尊「延命地蔵菩薩坐像」を招いての出開帳も同時開催。

東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市波路上地区から、住職に背負われ、津波から逃れた地福寺の本尊「延命地蔵菩薩坐像」を招いての出開帳も同時開催。

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 両国の回向院(墨田区両国2)で現在、さまざまな漫画家が独自のタッチで「仏」を描いた「漫画家による仏の世界展」が開かれている。

回向院は1657(明暦3)年に開かれた浄土宗の寺院

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 東日本大震災支援の一環として立ち上げられた同展。マンガの祖として知られる「鳥獣人物戯画」を生んだ京都・東寺で今年3月~4月に第1回が開催され、徳川家の菩提寺である増上寺(港区)、千葉・成田山新勝寺の参道沿いにある老舗旅館(梅屋旅館)に続いて今回で4回目。回を追うごとに寄稿作品を増やしてきたという。

 展示スペースの都合で全作品を2回に分けて展示。既に前期は終了したが後期も、故赤塚不二夫さんの最後の弟子である峯松孝佳さんが作画を担当した「レレレ千手観音」を始め、さいとうたかをさんの「護留護(ゴルゴ)天」、江口寿史さんの「私訳魚籃観音之図」、寺沢武一さんの「アフラ・マズダとコブラ」など、個性あふれるユニークな仏画をそろえる。展示品には作者のプロフィルや、それぞれの作品に対する思いやコメントなども添えられている。

 会場では全作品を掲載した図録やポストカード、クリアファイルやキーホルダーなど関連グッズの販売コーナーも設けられ、連日人気を集めている。

 開催時間は10時~17時。今月24日まで。

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