東京ソラマチ(押上1)で9月1日、墨田区と富山県による体験型観光プログラム「大人の遊び、33の富山旅。」が始まった。
観光コンテンツを共通テーマに、富山県内14市町と連携して推進する体験型プログラム。「大人の遊び、33の富山旅」ハンドブックと巡る2015秋特別プログラムの一環で「東京コラボ企画・秋」として造成したもので、同コラボ企画の実施は墨田区と台東区のみとなる。
「大人の遊び、33の富山旅」でプログラム6番として紹介する墨田区とのコラボ企画「高岡クラフトの作り手と出会う」は、県内随一のものづくりの街、高岡の街巡りを提案する。
同じくものづくりの街を掲げる墨田区が行っているすみだ地域ブランド戦略「すみだモダン」の職人に会いに行く、プログラム33番「すみだモダンの作り手と出会う」を実施。区内にある「江戸木目込人形 塚田工房」「中橋莫大小」の2つの工房の作品展示や工房見学プログラムを造成している。
プログラム33番の特別体験期間として、11月30日まで、東京スカイツリータウン・ソラマチ5階の産業観光プラザ すみだ まち処で、高岡クラフトとすみだモダンを並べて展示し、「高岡クラフト vs すみだモダンin東京スカイツリー」と題し、比較鑑賞を楽しむ試みも行っている。
イベント担当者は「2つのものづくりの街が連携して職人の技術を紹介することで、街のアピールになれば」と話す。
期間は「江戸木目込人形 塚田工房」見学=11月30日まで。「中橋莫大小」見学=11月2日・4日・5日・6日。