5月30日「ごみゼロの日」を記念して同日、298人が掃除機を使って、東京スカイツリー（墨田区押上1）展望デッキフロア350を掃除するギネス世界記録に挑戦した。

東京スカイツリー

　東武タワースカイツリーとパナソニックの共催で、同社のコードレススティック掃除機「iT（イット）」を使い挑戦した。ギネス記録は「同時に掃除機を使った最多人数（単一会場）」で、5メートル区間のスタート・ゴールのラインを、掃除機で掃除をしながら3分以内に通過することや、参加者1人につき1台の掃除機を使い、挑戦中は掃除機の電源を切ってはいけない、掃除機が床面から離れてはいけないなどが主なルール。250人以上で記録認定となるところ、298人が参加した。

　参加者は東京スカイツリーのオープン前、早朝6時ごろに集まり、7時の合図で一斉に掃除機をかけ、記録に挑戦。6人が掃除機を浮かすなどして失格、292人が無事掃除をし、記録達成となった。

　参加者は20～60歳代。神奈川から始発電車で参加したという女性は「初東京スカイツリーなのに、掃除なんて面白かった」と話していた。