東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」のリニューアル工事が完了し、4月20日にオープンする。東武鉄道が11日に発表した。
「とうきょうスカイツリー駅」リニューアル記念乗車券-表のイメージ。
駅コンコースの床面積を60平方メートルから約700メートルに拡張。浅草駅寄りに新たに正面改札を増設するほか、エレベーターを30人乗りの大型のものに更新し、ホーム中央に設置した。
駅構内の照明には全てLEDを採用し、「東京スカイツリータウン」で導入される地域冷暖房システムを空調に取り入れ、雨水を集めてトイレの浄水等に利用するなど、環境にも配慮する。
自然光を取り入れた駅舎空間を作り、「東京スカイツリータウン」に面した壁をガラスサッシにして開放感と一体感を演出。駅構内の壁面にはパブリックアートを設置した。サービス面では「ステーションコンシェルジュ」を新たに配置し、案内を担う。
リニューアルオープン当日は、140円区間と160円区間の片道乗車券(硬券式)2枚をセットにした記念乗車券を発売。140円区間の券面には「粋」基調カラーリング車両の特急スペーシアを、160円区間には「雅」基調の同車両をデザインし、専用の台紙が付く。浅草駅分と合わせて計1万セットを用意する。1人5セットまで。