米袋を活用した「手作りバッグ」のワークショップが 1月11日、東向島の「すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)」(墨田区東向島3)で行われた。主催は「すみけんサークル」。
まち歩きや地域クイズを通じて地域の見識を深める活動を行う同サークル。真夏や真冬の厳しい気候がまち歩きの課題となる中、室内活動の新たな選択肢として今回、米袋バッグ作りイベントを企画した。
講師は企画を提案した上屋敷勇さん。当日は、サークルメンバーら10人が参加。クラフト紙製の米袋や手提げ用ロープ、墨田区内に事業者がある東洋ハトメ工業製のハトメを使用。のりやミシンを使わず15~20分で完成する手軽な製作工程で進めた。30キロ米袋は丈夫で、容量もあり、参加者から好評を得ていた。
上屋敷さんは「今後は、地方の農家が作るブランド米袋を利用し、販売促進につなげる取り組みや、子どもが無地の袋に絵を描く体験なども検討したい。観光客向け土産物としての展開やコーヒー豆の麻袋を使った手提げ袋を作るワークショップの開催も視野に入れている」と話す。