「自分事で墨田区を良くしたい」人たちが集まるイベント「第2回 墨田区まち活カイギ」が8月17日、すみだ生涯学習センター(墨田区東向島2)で開かれた。
5月に終了した「墨田区100人カイギ」の後継イベントとして生まれた「墨田区まち活カイギ」。2回目となる今回は20人が参加した。
当日はまず、「墨田区の特徴」をテーマに5つのグループに分かれてワークショップ形式で語り合った後、「自分が興味あるテーマ」を書き出し、それぞれのテーマに「親和性がある・興味がある」人同士に分かれて、さらに語り合った。
続いて、個人や仲間で実現したいプロジェクトを考える時間を設け、「墨田区をドローンの街にしたい(下町ドローン)」「子どもたちが気軽に来れるゲームセンターの場づくり」「文字に特化したフェス」「商店街アートプロジェクト」「すみだまちづくりゲーム」「すみだポータルサイト」「墨田区防災活動」などのプロジェクトが生まれた。
「下町ドローンプロジェクト」を発表した渡邊史郎さんは「墨田区はものづくりの街で、ドローンの部品を作る技術を持った町工場があるが、ドローンの最終的な組み立ては海外で行っている。当プロジェクトでは、墨田でドローンを製造して、墨田の人たちがそれを飛ばすことを目標にして活動したい。将来的には墨田をドローンの聖地にできれば」と意気込む。
その他、ゲーム関連のプロジェクトと商店街アートプロジェクトを融合したグループが立ち上がり、すみだポータルサイトプロジェクトでは、「仲間集めを目的にした市民記者養成スクールを開きたい」などの発表が行われ、会議は終了した。
主催した山口亮(まこと)さんは「初回よりも人数も増え、ユニークなプロジェクトが立ち上がり意見も活発になってきた。今後も月一度のペースで開いていくので、気軽に参加していただければ」と呼びかける。