
墨田区南部の地域イベント「第2回ふるさとフェス」が9月23日、中和小学校(墨田区堤通1)で開かれる。校庭と体育館を会場に、映画上映や盆踊り、お笑いライブ、マーチング演奏、工作やゲームなど多彩な企画を展開する。
同フェスは中和小学校の150周年を記念して昨年スタートした。子どもから大人までが一緒に楽しめる「地域の文化祭」のような場を目指す。今年も29の団体が参加し、模擬店やワークショップ、体験型企画を通じて「ワクワクするふるさと時間」を提供する。
校庭のステージでは、6年生有志によるマーチングショーを皮切りに、オシエルズとSHUNSUKEによるお笑いライブ、唄・三味線・太鼓の生演奏に合わせて踊る盆踊りを開催。定番曲に加え、墨田区の「寺島茄子之介音頭」や話題の「Bling-Bang-Bang-Born」も踊ることができる。夕方には、宮崎駿さん(原案・脚本・画面設定)、高畑勲さん(演出)のアニメ映画「パンダコパンダ」を大スクリーンで上映する。
体育館では、巨大迷路やドローンファイト、ボードゲームに加え、防災ライトやアクセサリー作りなどの工作ワークショップを用意。模擬店では焼きそば、煮込み料理、アイスキャンディ、ラムネなどを低価格で販売する。スタンプラリーも行い、4つ集めると参加賞がもらえる。
ふるさとフェス実行委員長の高木基裕さんは「地域に住んでいてよかったと思える一日をみんなでつくりたい。子どもたちが遊びや体験を通じて思い出を重ね、大人たちは世代を超えた交流で地域の絆を実感できるような時間にしたい。会場に集う一人一人の笑顔が重なり、未来の中和地域をより明るく、誇れるまちに育てていければ」と期待を寄せる。
開催時間は15時~19時(体育館イベントは15時~16時、校庭イベントは16時~19時)。入場無料。