
牛嶋神社祭礼のみこし渡御が9月14日夜、墨田区太平から錦糸町周辺で行われ、ライトアップされた東京スカイツリーを背景に、この地区ならではの景色が広がった。
担ぎ手たちは「わっしょい」の掛け声を響かせながら夜の街を練り歩き、沿道には多くの見物客が集まった。金色の鳳凰を頂いたみこしが進むたびに歓声や拍手が上がり、路地を抜けると一斉にスマートフォンのシャッター音が響いた。
太平一丁目町会のコースでは町内をぐるっと巡り、蔵前橋通りを横断する場面もあったが、今年はスムーズに進行できたといい、参加者からは「大きなトラブルもなく順調に進んでよかった」との声が聞かれた。
錦糸町北口の北斎通り周辺では錦糸一丁目や二丁目・三丁目(連合)のみこし巡行が行われ、外国人観光客も足を止めてカメラを向ける姿が目立った。