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墨田・立川一丁目でヒマワリ種採取 福島へ「希望の種」届ける

立川一丁目で採取されたヒマワリの実と種(写真提供=立一ふれあい委員会)

立川一丁目で採取されたヒマワリの実と種(写真提供=立一ふれあい委員会)

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 墨田区立川一丁目町会の「ふれあい委員会」と地域住民が育てたヒマワリの種採取が9月11日、町内で行われた。8月に満開を迎えた花が役目を終え、再び「希望の種」として福島へ届けられる。

住民が持ち寄った大小さまざまなヒマワリの実(写真提供=立一ふれあい委員会)

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 同町会は2011(平成23)年から「福島ひまわり里親プロジェクト」に参加し、今年で15回目。春には町内外の住民や関係団体など約65人に種を配布し、商店街や家庭のプランターなどで育成した。例年は20人前後が種採取に協力し、年間の収量は1~2キロにのぼる。

 11日の採取にはふれあい委員会の角田妙子委員長や加藤智子副委員長をはじめ、小林正典さん(町会顧問)、児童館の子どもたちや職員ら11人が参加。収穫した種は乾燥・仕分けを行い、10月以降にNPO法人「和」(福島県二本松市)へ送付する。送付をもって、その年の育成行事は完結する。

 角田委員長は「地域の皆さんの協力で活動を続けられている。福島への思いと共に、来年もまた町をヒマワリでいっぱいにしたい」と話す。

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