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錦糸町で50回目の「すみだまつり」始まる 28万人集う区内最大の催し

にぎわう錦糸公園のふれあい広場。

にぎわう錦糸公園のふれあい広場。

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 墨田区最大のイベント「第50回すみだまつり」と「第55回こどもまつり」が10月4日、錦糸公園(墨田区錦糸4)やひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で始まった。

人気を集めていたタワービュー通り商店街の射的コーナー

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 両イベントは、公園内の施設全体や周辺の商業施設を舞台に、区内の商店街や団体による模擬店や物産展、行政や企業のPRブース、子ども向け体験企画、ステージプログラムなど多彩な催しを展開。例年28万人が訪れる区内最大規模の催しで、今年は節目の開催となる。

 当日は、錦糸公園内のふれあい広場に墨田区商店街連合会による模擬店が並び、タワービュー通り商店街の射的コーナーは行列ができるなど、人気を集めていた。その他、交流都市の特産品を扱う物産展も行われている。午前中は雨が降る場面もあったが、多くの来場者がブースでの買い物や飲食を楽しんでいた。

 体育館ステージは、4日10時の新日本フィルハーモニー交響楽団による「まちかどコンサート」で開幕。午前中には子どもに人気の「ゴジュウジャーショー」や民謡踊りが披露された。民謡踊りでは「東京スカイツリー音頭」や「マツケンサンバ」を輪になって踊る姿も見られた。

 12時30分からのオープニングステージでは山本亨墨田区長が開会のあいさつに立ち、老田勝実行委員長が開会を宣言した。続いてポスターコンテストの表彰式が行われ、大賞の大岡寿和さんをはじめとする入賞者に賞状が贈られた。「第24代すみだ親善大使」の認定式では、23代からたすきを引き継いだ新大使の布浦幹子(ことこ)さん、佐伯実紀さん、草野詩織さんが1年間の活動をスタートさせた。ステージの終盤では、柳島小学校金管バンドと両国小学校吹奏楽団が演奏を披露した。

 午後にはカラオケ大会決勝や新舞踊、向島芸妓踊り、ヒーローショー、中学校吹奏楽合同演奏会と続く。5日には舞踊や芸能大会、下町寄席、ダンスパフォーマンスのほか、和太鼓演奏が披露される。

 テニスコート特別会場では、両日とも鷹島姫乃さんのポールダンスなどの大道芸やジャグリング、コメディ、フラダンス、ダンスショーなどが時間ごとに展開され、観客を楽しませる。

 楽天地ビルのステージでは、ジュニアオーケストラ演奏や中学校吹奏楽部合同演奏会、芸能大会、親善大使トークショー、地域団体のダンスパフォーマンス、すみだミュージックステージなども予定する。

 わんぱく広場(野球場)では「すみだスポーツパーク2025」として、ラグビーやハンドボール体験、ティーバッティングやストラックアウトなどの体験型プログラムが用意される。このほか子どもあそびコーナー、ポスターコンテスト表彰、スタンプラリー、N700S新幹線パーク、VR防災体験車なども登場し、家族連れを中心に幅広い世代が楽しめる。

 ポスターコンテストの大賞作品を表紙に使用した公式プログラム冊子も配布している。

 開催時間は10時~17時(こどもまつりは16時まで)。入場無料。5日まで。

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