53万球の電球で彩る「東京スカイツリータウンドリームクリスマス2025」イルミネーションの点灯セレモニーが11月6日、東京スカイツリータウン(墨田区押上1)4階スカイアリーナで開かれた。
トークセッションでスカイツリーについて話す「CANDY TUNE」のメンバー
セレモニーは、すみだ少年少女合唱団の合唱で幕開け。7人組アイドルグループ「CANDY TUNE(キャンディーチューン)」がゲストとして登場し、東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」と共にカウントダウンを行った。スカイツリーと会場のイルミネーションが一斉に点灯すると、観客から大きな歓声が上がった。
スカイツリーでは、今年のクリスマス特別ライティングで開業以来、初めてデザインを一新。塔体をクリスマスツリーに見立てた「オーナメントツリー」、赤と金のリボンを飾った「エレガントツリー」、赤い衣装と白い帽子の「サンタクロース」の3種類を順番に点灯する。
今年のテーマは「輝きでつなぐ、みんなの夢」。スカイアリーナには高さ約8メートルのメインツリーやJRA中山競馬場とコラボしたペガサス馬車も設置した。ツリーは金色と白を基調にした光が流れるように変化し、来場者は写真を撮りながら幻想的な光景を楽しんでいた。
「クリスマスマーケット」では、グリューワインやブラウンパンシチュー、チュロスなどを販売。会場内の座席で飲食できるスペースも用意した。「ヘンゼルとグレーテルの家『おかしのいえ』」では、幅4メートル、奥行き0.8メートル、高さ0.4メートル、重さ750キロの巨大シュトレンを展示。昨年に続き、切り分けて実際に味わうことができる。
スカイアリーナの壁面では、時計やチョウをモチーフにした「思いを紡ぐ光の魔法時計」をテーマにしたプロジェクションマッピングを展開。15分ごとに光が変化する演出で、物語のような世界観を演出する。
CANDY TUNEのメンバーは「スカイツリーの前で点灯できてうれしい。皆さんと一緒に温かい時間を過ごせた」と笑顔を見せた。点灯後は、CANDY TUNEとすみだ少年少女合唱団が共にクリスマスソングを披露し、観客を魅了した。
点灯時間は17時30分~22時。12月25日まで。