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フウガドールすみだホーム最終戦は黒星 諸江主将と星龍太選手が引退あいさつ

フウガドールの諸江剣語主将、星龍太選手、お祝いに集まった選手OBたちも一緒になって記念撮影(撮影=大塚淳史)

フウガドールの諸江剣語主将、星龍太選手、お祝いに集まった選手OBたちも一緒になって記念撮影(撮影=大塚淳史)

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 フットサルFリーグの「フウガドールすみだ」が今季最後のホームゲームとなるボアルース長野戦を12月12日、ひがしんアリーナ(墨田区錦糸4)で行い、1-2で敗れた。同試合は今シーズンのホーム最終戦として行われ、1,267人が来場した。

試合後の会場では多くのファンが諸江剣語主将を囲んでいた(撮影=大塚淳史)

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 試合は前半6分、甘利斗亜選手のゴールでフウガドールすみだが先制したが、直後に同点とされた。後半9分には逆転を許し、その後も得点を狙い続けたものの追加点を奪えず、ホーム最終戦を白星で飾ることはできなかった。

 試合後には今季最後のホームゲームセレモニーが行われ、今シーズン限りで現役を引退する諸江剣語主将と星龍太選手が、地元ファンに向けてあいさつした。

 2010年から所属する諸江主将は、「ここでプレーする高揚感はかけがいのないもの。続けたい気持ちも正直ある。ただ、先を目指して成長していけるクラブだと思うし、そこに向けて自分が退くことが必要だと思った。勝っても負けても胸を張ってピッチに立つ。それがフウガドールすみだの強みだと思って戦ってきた。特別な能力も誇れる実績もなかった自分が、このクラブにいられたことは、本当に幸せな時間だった」と話した。

 この日は出場停止でピッチに立てなかった星龍太選手は、前身チーム時代の2008年から2011年に一度在籍。その後移籍を経て、2022年から再びフウガドールすみだでプレーしてきた。2024年からは兄の星翔太選手も所属し、兄弟での活躍も話題となった。

 星選手は「名古屋オーシャンズにいた頃、墨田の会場に来ると毎回雰囲気がすごかった。戻ってきて自分のホームになった時、地元で盛り上げてくれる感じや、近所のご飯屋さんまで応援してくれる空気にファミリー感の強さを感じた」と振り返った。「プロチームとしてやる以上、プロとしてのシビアさを伝えたいという思いでやってきた。4シーズン目となり、その部分は徐々に良くなってきたと感じている。運営面でもスポンサーを含め、墨田区で応援してくれる人が増えている。運営も選手も成長すれば、もっと上位を狙える」と今後への思いを語った。

 フウガドールすみだは現在12チーム中7位。レギュラーシーズン残り1試合(12月27日 ボルクバレット北九州戦)の結果次第では、6位以内の上位リーグ進出の可能性を残している。

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