不登校をテーマに大人同士が対話する取り組み「トーキョーコーヒー@すみだ」が1月22日、フリースクールを運営する「よりみち自由室」(墨田区押上2)で始まった。墨田区内に同取り組みの拠点が設けられるのは初めて。
トーキョーコーヒーは「不登校」のアナグラムで、「不登校は子どもの問題ではなく大人の課題」という視点から学校や社会の在り方を変えていこうという活動。2022年に奈良県で始まり、現在は全国各地に拠点が広がっている。よりみち自由室は508番目の拠点。近隣では葛飾区、足立区、荒川区などに拠点があるが、墨田区内にはこれまでなかった。
同活動では、「大人同士の対話」と「子どもが日中に安心して過ごせる居場所づくり」を軸に掲げるが、具体的な活動内容は各拠点に委ねられている。この日は特にテーマを設けず、集まった参加者が自由に対話を行った。不登校になるきっかけや発達障害を巡る話題のほか、群馬県が「不登校」を「ユニパス」と表現を変えたことの是非など、話題は多岐にわたった。
よりみち自由室の家主を務める森下友紀さんは「現在はおしゃべり会が中心。不登校の子どもの保護者はもちろん、子どもがいない人にも参加してほしい。不登校は家庭内だけで抱え込むものではなく、社会全体で考える課題」と話す。平日の昼間は仕事などで外出が難しい保護者に向け、オンラインでの対話会も準備しているという。
開催時間は毎月第2・第4木曜の10時~14時。参加費は投げ銭制。事前申し込みは不要。