錦糸町駅周辺と業平橋・押上エリアで8月18日・19日、「すみだストリートジャズフェスティバル」が開催される。
同フェスは3年前、「錦糸町から東京スカイツリーの建設地までを、ジャズを中心としたストリート演奏でつなげる」を合言葉に、地元の山田直大さんと能厚準さんが立ち上げた。有志で実行委員会を組織し、プロからアマチュアまでさまざまなミュージシャンを集め、年々イベント規模を拡大。今回が3回目の開催となる。
メーン会場となる「錦糸公園」(墨田区錦糸4)には「日野皓正クインテット」「MALTA Hit&Run」などの大御所が率いるバンドから、現在のシーンをリードする人気デュオ「Fried Pride」や「グレースマーヤvo.p カルテット」などが出演。同会場と業平橋スペシャル会場(吾妻橋3・東駒形4)には飲食ブースも出店する。
すみだトリフォニーホール(錦糸1)でも人気アコーディオン奏者、桑山哲也さんのステージや、アメリカで活躍したカリスマ・オルガニスト、KANKAWAさんによるパイプオルガン演奏に注目が集まる。18日には墨田区出身のジャズ・ピアニスト、椎名豊さんの指導で名曲「モーニン」を、当日楽器を持って集まった参加者と一緒に演奏する企画「ギネスに挑戦『ギネすみだ』」も予定する。
今年からは東京スカイツリータウンの1階「ソラマチひろば」や4階「スカイアリーナ」にもステージを設けるほか、「おしなりくんの家」(業平2)や「すみだパークスタジオ」(横川1)など話題のスポットも演奏の舞台となる。
8月10日には、フェスティバル詳細の発表と、出演者を代表してトランペット中心のインストユニット「山崎千裕+ROUTE14band」による演奏が披露され、関係者の士気を高めた。「昨年に次いで2回目の参加だが、下町風情とボランティア精神にあふれた『すみジャズ』は他のフェスにはない魅力がいっぱい」と山崎さん。
入場は全て無料。イベントの詳細はホームページで確認できる。