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墨田・東向島で映画「中学生日記」上映会-原作者トークショーも

「山下敦弘監督『中学生日記』上映会+原作者Q.B.B.久住昌之&卓也兄弟トークショー
(C)ニューシネマワークショップ

「山下敦弘監督『中学生日記』上映会+原作者Q.B.B.久住昌之&卓也兄弟トークショー (C)ニューシネマワークショップ

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 墨東エリアのギャラリー「Reminders Photography Stronghold」(墨田区東向島2)で1月18日、コミュニティーシネマ「橘館」主催による映画「中学生日記」(山下敦弘監督)の上映会が開かれる。

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 同エリアを舞台にした地域密着・連携型アートプロジェクト「墨東まち見世2009」から生まれた「橘館」は、かつて京島の「キラキラ橘商店街」に存在し、1966(昭和41)年に焼失した映画館の名前を取って命名。大正時代に日活の「向島撮影所」が置かれ、40年ほど前までは30館以上の映画館が点在していた墨田区に、かつてのにぎわいの記憶を呼び起こすことを目的とし、「まちを映画館に」をコンセプトに活動を行っている。

 特定の場所を持たず、まちのさまざまな資源を有効活用して、主にその場所に合った作品をセレクト。「これまでに商店街の空き店舗や廃校、教会、カフェなどでインディペンデントな作品を中心に上映会を開いてきた。移動映画館のようなイメージ」と同実行委員の木村祐弥子さん。今回のセレクトについて、「山下監督の作品が個人的にも好きで、特にこの作品は『中学生』を実際は大人が演じることで、誰しもが経験してきたバカな『中学時代』を観客に思い出してもらいたいという意図が込められている点が素晴らしく、できるだけ大人に楽しんでもらいたくて選んだ」という。

 上映後には原作漫画の作者である、久住昌之さんと久住卓也さんの兄弟ユニット「Q.B.B.」を迎えて行うトークショーも予定。木村さんは「映画を見た感想や疑問に思ったことなどを原作者に直接ぶつけることができるのもコミュニティーシネマならではの面白さ」と参加を呼び掛ける。

 16時上映開始。料金は1,000円。当日12時まで、メールで予約を受け付ける。

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