京成曳舟駅近くの明治通り沿いに7月12日、スペイン産オリーブオイル専門店「DE OLiVA(デオリーバ)」(墨田区京島1、TEL 050-6865-6754)がオープンした。
スペイン語を学ぶうちにアンダルシア州の(エクストラバージン)オリーブオイルと出合い魅せられたという店主の中野智保子さんが、実家の整備工場だった5坪ほどのスペースを改装して開業した。
取り扱うブランドは2種類。ピクアル種を使ったハエン県産の「SUPREMO(スプレモ)」はスペイン語で「最高級」を意味するブランド。「もいだばかりのトマトを思わせる青々とした力強い香りが特徴。抗酸化成分が高く少し苦いと感じるかもしれないが、それが料理に深みを与える」と中野さん。価格は、500ミリリットル=4,500円、250ミリリットル=2,500円。
生産量の少ない希少品種のピクード種を使ったコルドバ県産の「MORELLANA(モレジャーナ)」は4時間以内に収穫から貯蔵まで行う徹底した品質管理で知られるブランド。「ポリフェノールを多く含んだフルーティーな香りで、甘みと辛味のバランスが絶妙」という。価格は、500ミリリットル=4,800円、250ミリリットル=1,500円。
2ブランドの味の違いを楽しめる「お中元セット」(4,000円)も用意。スマートフォン決済による「Square」を利用してクレジットカード払いにも対応する。
トマトのマリネなどお薦めレシピの紹介や試食なども用意。実際に「SUPREMO」を使ったメニュー「ツナマヨとおろしレモンしょうゆの冷製パスタ」を提供している近隣のカフェ「オーロラキッチン」(京島1)でテイスティングのイベントなども予定する。
中野さんは「どちらも子どもにも安心して与えることのできる信頼のブランド。決して安いものではないので、テイスティングで実際に味を確認して気に入ってもらってから購入してもらえれば」と来店を呼び掛ける。
営業日と時間はフェイスブック・ページなどで確認できる。