すみだトリフォニーホール(墨田区錦糸1)で11月24日、「ゴジラ」シリーズを始めとするさまざまな映画音楽を手掛けたことでも知られる日本を代表する作曲家、伊福部昭の生誕100年を記念するコンサートが開催される。
日本人作曲家の作品を専門にとりあげる、35歳以下を中心とした精鋭「オーケストラ・トリプティーク」の演奏、ダイナミックな音楽作りに定評のある京都フィル音楽監督・セントラル愛知交響楽団桂冠指揮者の齊藤一郎さんによる、同コンサート。今年1月に同ホールでシリーズ初回、7月に「なかのZERO 大ホール」での開催を経て、今回が第3弾となる。
当日のプログラムは、公開60周年を迎えた映画「ゴジラ」第1作(1954年)を始め「大怪獣バラン」(1958年)、「キングコング対ゴジラ」(1962年)、「モスラ対ゴジラ」(1964年)の主要音楽(オリジナルスコア)を、それぞれ15分ほどの組曲に仕立てたものなど。企画を担当した「スリーシェルズ」の西耕一さんは「モノラル音源しか残されていない名作特撮映画の音楽を大迫力の生演奏で、組曲としてたっぷり楽しめるはず」と来場を呼びかける。
会場には「ゴジラ」シリーズの出演俳優としても知られる宝田明さんなど、スペシャルゲストも登場する予定。
14時開演。料金は、S席=8,800円、A席=6,800円、B席=5,800円、C席=4,800円、D席=2,800円(当日券は200円増し)。