日本相撲協会(墨田区横網1)が1月9日、「Android」「iOS」両端末向けの公式スマートフォンアプリ「大相撲」の英語版配信を始めた。
同協会とドワンゴ(中央区)が共同で運営する同アプリの日本版は昨年3月にサービスを開始。幕内力士のプロフィル詳細や戦績が確認できるほか、取組ムービーが無料で視聴できる機能などで人気を集めてきた。英語版はOSの言語設定が日本語以外の時に「英語」で表示されるもので、日本語版と同様のサービスが受けられるという。
本場所期間中は幕内の各取組終了後、アプリ内で毎日ムービーを公開。無料会員であれば1日1動画限定で、その日の取組の様子を振り返る事ができ、決まり手なども確認する事ができる。有料の「タニマチ」会員であれば、幕内全取組をリアルタイムで視聴できるほか、2010年5月場所以降の全ての取組ムービーを無制限に閲覧できる。
「ごひいき登録」はお気に入りの力士を1人登録する事ができ、取組結果をプッシュ通知で受け取れる機能。「タニマチ」会員は20人まで登録でき、応援している相撲部屋や出身地なども10カ所ずつ登録できる。
本場所来場者限定で、頑張った力士に一票を投じる「敢闘精神あふれる力士」投票機能も、「タニマチ」会員なら、どこにいても投票が可能となる。
「タニマチ」会員は月額500円。英語対応に伴い海外での提供も始めた。同協会は「海外の相撲好きの友達に紹介してほしい」と利用を呼び掛ける。