「東京楽天地」(墨田区江東橋4)が6月25日、浅草六区に現在建設中の「東京楽天地浅草ビル」内に商業施設「まるごとにっぽん」を12月中旬に開業すると発表した。
同社の進める浅草再開発プロジェクトの一環。地方自治体や地方事業者が出店できる地域振興の拠点を目指す。
地上13階、地下2階からなる同ビルのうち、1階から4階が「まるごとにっぽん」となる。すでに人気が確立された有名な商品を扱う商業施設ではなく、中小事業者の隠れた逸品を発掘し発信していくという。
「風土巡礼」テーマに、日本各地のモノ・コト・ヒトの魅力を発信する。フロアごとに「食」、「叡智(えいち)」、「絆」、「風土」をコンセプトとし、「一巡すると日本を旅したような体験ができる」とも。
ロゴマークは、「赤くて丸いふたを開けると、日本のもの・こと・風土がぎっしり丸ごと詰まっているという施設名称・意図を象徴化したデザインを掲げる。