東京スカイツリータウン4階スカイアリーナで11月1日、「本格焼酎・泡盛の日」を記念して試飲体験イベントが開幕した。
日本酒造組合中央会(東京都港区)が、「焼酎は本国酒であるとより多くの方々に知ってほしい」と企画した同イベント。初日の1日には、「焼酎アドバイザー」の資格を取得している国生さゆりさんを招いてオープニングセレモニーが行われた。国生さんは「本格焼酎・泡盛はそれぞれの地域郷土料理に合うように造られている。自分の嗜好(しこう)に合った選び方ができる。ぜひ自分なりのおいしい飲み方を見つけてもらえれば」と語った。
さらに、この日ためにさまざまな色・サイズの本格焼酎と泡盛瓶ラベルで制作されたボトルクリスマツリーの点灯や、1石(約180リットル)という巨大な焼酎甕(かめ)を用いた甕開きも行われた。山口県・山縣(やまがた)本店の山縣俊郎社長、鹿児島県・大口(おおぐち)酒造の寺原章(あきら)総務部長代理、沖縄県・忠孝(ちゅうこ)酒造の大城勤(おおしろつとむ)社長も登壇し、「ひぃふぅみ、よいしょ」の掛け声ともに開封した。
甕開きの後は、来場されたメディアや一般客にも本格焼酎・泡盛が配布され、国生さんの合図と共に乾杯が行われた。国生さんは「こういう場で飲むのは楽しい。今飲んだのは『前割り』という昨夜から寝かせたものだと思うが、やっぱりまろかですごくおいしい」とも。
最後は「100種類以上の本格焼酎と泡盛を全国の蔵元さんにお願いして集めた。この機会に本格焼酎と泡盛の良さを再確認していただき、ファンの方々が一人でも多く増えてほしいと思う」国生さんが話し、オープニングセレモニーは終了した。
その後、芋・米・麦・泡盛・黒糖・蕎(そば)など、原料別に100以上の銘柄を取りそろえた試飲体験会も開催された。
開催時間は2日が15時~20時、3日が12時~17時。参加料は無料。今月3日まで。