葛飾北斎の代表作「富嶽(ふがく)三十六景」を「織り」で表現した作品「ORI TOKYO」のショップ(墨田区亀沢1)が4月10日、墨田・亀沢にオープンした。経営はカメラ周辺機器を取り扱うハクバ写真産業(同)。
北斎美術館(亀沢2)から徒歩約15秒の立地にある同店。店舗面積は約56坪。江戸時代の茶屋を現代風にアレンジした内観・外観から、同館を訪れた観光客の来店客も多いという。
「織り」は経糸(縦糸)と緯糸(横糸)を組み合わせて織った布生地。同店で取り扱う商品は、シルクスクリーンによるプリントは使わず、多くの色糸を用いて複雑に織る「ジャガード織り」で作られているのが特徴。カメラのフォトフレームを作る同社のノウハウが、商品を飾る額縁に生かされているという。価格は、Mサイズ=2万9,800円、Lサイズ=3万9,800円。
店内では商品の閲覧・購入ができるほか、カフェスペースでは自家焙煎(ばいせん)のコーヒー、軽食などを提供する。
営業時間は10時~18時。月曜と第1・3火曜定休。