水泳帽のシェア国内トップのフットマーク(墨田区緑)が、11月17日・18日に行われた墨田区内の町工場を体感するイベント「スミファ」に初参加した。
スミファは、一般が墨田区内の町工場を巡って職人と話したり技術に触れたりすることで、ものが作られる現場を肌で感じることができるイベント。2012年から開催し、今年で7回目となる。
これまで不参加だった同社は、地域の人々に自社の製品を知ってほしいと今年初参加。基幹商品である水泳帽やスイムウエアではなく、得意な撥水加工を施した大人用食事エプロンを試着してもらうワークショップを開いた。
当日は、三瓶芳社長が敷地の一角にある「小さな博物館」で同社の歴史、成り立ちを説明。2016年リオデジャネイロオリンピック女子200メートル平泳ぎで優勝した金藤理絵さんが着用したスイムウエアは同社が独占輸入販売契約を結んでいるイタリアの競泳水着ブランド「Jaked」のもの。金藤選手等身大のマネキンに、実際に競技中に着用したスイムウエアを着せて展示。来場者は実際に使われたスイムウエアに触ったり、三瓶社長の説明に耳を傾けていた。
ワークショップ後半は同社ショールームへ会場を移し、大人用食事エプロン「Table with」を試着。同社が用意した地元のカフェやケーキ店のコーヒーとお菓子を楽しんだ。
来場者からは「汁気の多い食べ物は汁をはねてしまい服を汚すことがある。おしゃれなエプロンなら違和感なく身に着けられて便利」「かばんからすっと出したら、かっこいい」などの声が上がっていた。