「すみだジャズストリートフェスティバル2023」が10月14日・15日の2日間、錦糸公園を中心に、隅田公園、両国駅前など墨田区内の各所に設けられた約30カ所の会場で開催された。
同フェスは2010(平成22)年に初めて開催され、コロナ禍にはオンライン開催などを挟みながら、今年で14回目を迎える。全国各地から様々なアーティストが出演し、街を音楽で彩った。
メイン会場となる錦糸公園にはクラフトビールなどの店も多数出店したほか、「すみだジビエフェスティバル」も開催。全国各地から生産者が集まり、野生の鹿や猪などのハンバーガーやホットドッグ、串カツやステーキ、海のジビエといわれるクジラなど、珍しいメニューに来場者も目を輝かせた。
14日夜から降り始めた雨により、15日は一部会場での開催が中止になったが、テントを設営するなど対策を講じ、昼頃からは天候も回復、最後は盛大なフィナーレを迎えた。
墨田区内から訪れた20代のカップルは「雨でどうなるかと思ったが、無事開催されてよかった。墨田区の秋といえばジャズフェスなので、今から来年も楽しみにしている」と笑顔で話していた。