モンチッチの誕生50周年を記念したイベント「let’s goモンチッチ展」が10月27日、東京スカイツリータウン・ソラマチ5階「スペース634」で始まる。主催はセキグチ(葛飾区)。
1974(昭和49)年に誕生したモンチッチは、フランス、オランダ、ドイツ、中国など世界30カ国以上で約7000万体を販売している。今回のイベントは、2024年に誕生50周年を迎える当たり、「これまでの50年を振り返り、新しい50年を作るきっかけの場にしたい」と企画した。
会場では、さまざまなコスチュームを着た約300体を展示する「モンチッチウオール」、誕生から現在までのヒストリーをたどれる「歴史・トリビア年表コーナー」、縁結びで知られる今戸神社とコラボした「モンチッチ神社」、若手アーティストとのコラボ作品を紹介する「コラボ作品・ワークショップコーナー」のほか、「フォトスポット」「スペシャルムービー上映」などのエリアを設ける。
同社マーケティング部の幡野友紀さんは「モンチッチはぬいぐるみなので、必要以上のキャラ設定やストーリー設定をしてこなかった。結果的にそれが、持ち主とモンチッチの自分だけのストーリーや思い出を作り上げていく手助けとなり、50年の長きにわたって愛される理由につながった」と話す。
幡野さんは「今回、モンチッチが誕生する前に登場した『くたくたモンキー』『マドモアゼル ジェジェ』も紹介している。この2つのシリーズの要素を取れ入れて誕生したモンチッチの歴史やヒストリーを楽しめるのも見どころの一つ。懐かしい着せ替えやコスチュームも展示するので、思い出と重ねてモンチッチを再発見していただければ」と呼びかける。
営業時間は10時~20時(最終日は19時まで)。料金は、大人=700円、中学生以下無料。11月5日まで。